柏市立西原小学校 (2006年9月見学)

西原小学校

学校概要

千葉県柏市にある小学校で創立は昭和47年。

平成18年4月5日現在生徒数660名。

柏市立西原小学校webサイト

学校図書館概要

教室を学校図書室に改装した、第1図書室と第2図書室がある。

学校図書室 配置図

<第1図書室>

第1図書室

中学年・高学年の校舎に配置されている。

2つの教室の壁を一部壊しつなげている。

読物だけでなく、調べ学習で使う本も多く配架されている。

<第2図書室>

第2図書室

低学年の校舎に配置されている。

主に読物や絵本(読み聞かせのために大型絵本が多い)が多く並んでいる。

ここでは、読み聞かせが多く実施されている。

<職員>

学校図書館アドバイザー

図書館事務(いわゆる学校図書館司書)

校内授業見学会での様子(音楽 対象:5学年)

学習活動 画像・映像

1.本時のめあてをつかむ

めあて:モーツアルトが作曲したお話の音楽を聞こう。

2.オペラ「魔笛」の序曲を聞いて、どんなお話なのか想像する

曲を聞き、特徴をおさえ、いろいろなイメージを言葉で表現する

3.語り「魔法の笛」を聞く

物語の題名と登場人物の紹介を音楽の先生がしてから、図書館アドバイザーの語りを聞く



図書館アドバイザーの語りの様子はこちらから動画で見る事が出来ます!(約3分)

4.物語のあらすじをもう一度確かめる

あらすじを書いた9枚のカードを並べ、物語の流れを確認する

5.オペラ「魔笛」で演奏される有名なアリアを聴き、どの場面の様子を表しているか考える

6.感想を書く

ワークシートに感想を書き込む

7.物語「魔笛」、作曲家モーツアルトやオペラについて本の紹介を聞く

次の活動につながるように関心をもたせるため、図書館事務の先生に本の紹介をしてもらう



授業の最後に関連する本の紹介をしていました。その様子はこちらから動画を再生する事が出来ます。どうぞご覧ください。(約3分)

8.次時の学習を知る

授業後

紹介した本の展示に生徒たちが集まっていました

本の展示

見学者感想

片山 3人の先生のチームワークがとてもよく、学校図書館の職員が浮くことなくうまく授業に入り込んでいた感じがします。授業が終わったあと、児童が紹介された本にワっと詰め寄った光景は、感動的でした。本の紹介が、魔笛に関する資料→モーツァルトに関する資料→オペラに関する資料と児童の興味関心をうまく捉えた構成になっていたからなのでしょう。とても勉強になりました。
落合 「魔笛」の語りは、どれも授業でそのまま使える文献がなく学校図書館アドバイザーと音楽の教員で話し合い作成したオリジナルなものだそうです。生徒も見学に来ていた他校の教員も聞き入っていたのが印象的でした。