残暑厳しき折ですが、光や空気の様子が少しずつ変わってきているようにも思えます。
夏休み期間も残りわずかです。みなさま準備にお忙しいことと存じます。
少し間が空いてしまいましたが、今夏のSLiiiC二大イベントの二つ目、
第38回全国学校図書館研究大会(米子大会)の報告をいたします。
8月9日(木)午前 分科会H-?「ウェブによる学校図書館支援」で、
SLiiiC活動の報告をいたしました。
野口、横山両名による発表です。
また、今回の報告は、東京学芸大学学校図書館運営委員会の
「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」(発表者:中山美由紀さん)との合同発表です。
おかげさまでたくさんの方たちに聞いていただけました。
報告した内容は以下の通りです。
↓↓↓ 野口・横山自己紹介の様子…リボンがえらそう
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1.SLiiiCプロジェクト結成の経緯と活動内容や特色
・図書館情報学を学ぶ大学院生から起こった活動である
・一人職場であることの多い学校図書館員に、ウェブを活用した
技術・知識習得の場を提供することを目的にして設立
・学校図書館に関わる様々な立場の人が関わっている(学び人と働き人)
・3つのC(Communication, Collaboration, Combination)を活動理念としていること
設立当初(2006年2月)からインターネットの活用を考えていたことと、
学び人と働き人が共働することによる可能性についての2点を、特に説明しました。
SLiiiCサイトからは、トップページやブックコートかけの動画を見ていただきました。
また、大学生に語ってもらった理想の学校図書館(録音)や
図書館情報学若手の会ALISとの協働企画によるグループブックトークの様子(動画)も紹介しました。
2.ソーシャルメディアの活用
・Twitterの活用(イベント実況や学校図書館員向けTwitter講座の効果など)
・Ustreamによる研修会の動画配信
実際にTwitterやUstreamの様子を映して説明しました。
これらの活動を見ていただいて、最後に、学校図書館員にこそネットを活用してほしいこと、
ぜひSLiiiCに参加してほしいことを話しました。
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↓↓↓ 3つのC説明中
このように、動画やサイトの様子を盛り込んだ、
優秀な事務局長・野口さんと最強のヒラ部員・今井さんの力作のスライドを駆使し、
野口さんのシナリオにそった二人の掛け合いによる発表という、
SLA全国大会においても異色ではないかと思われる内容であったと自負しております。
学図研全国大会福島大会でのsaveMLAK発表のときも感じましたが、
参加者のみなさんが、大変好意的にとらえてくださっているように思われました。、
ネットを活用したこれからの学校図書館のあり方について、応援していただいているようでうれしいです。
個人的には、初めてのSLA全国大会参加で、このような関わり方をさせていただけたことをたいへん光栄に思います。
終わった後の懇親会の席で、参加者のおひとりに、
”発表を楽しんでいるでしょう”と言われたことが、最大のお土産となりました。
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さて、SLiiiCの活動はこれからも進化しつつ続きます。
9/1(土)SLiiiCステップアップ講座「UST学校図書館ch」の参観者募集は、いよいよ本日24日までとなりました。
著作権やUstの発信に関する講義はプレゼン参加者と同様に受講いただけます。
終了後の懇親会もぜひどうぞ!
こちらの申込フォームからお申し込み下さい
→ https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHI2OVVXajJXdVpranVCX3BtdWNiZmc6MQ
また、この講座は、振り返りの会(9月15日(土)夕方〜 東京大学教育学部にて)を開催します。
web中継/リアル会場 同時開催です。
開始時間,リアル会場の参加者募集については後日,改めて詳細をお知らせします。
こちらもぜひ!
どうぞこれからも、SLiiiCにご注目ください!
SLiiiC代表 横山寿美代