SLiiiCスタッフの野口です。
今日はサマー・ワーク・キャンプ(SWC)2013にお招きする講師の先生のご紹介をしたいと思います。今年のSWCでは1日目(9月21日)の企画として,以下の講演と提案,パネルディスカッションを予定しています。
・基調講演「Combination with Education:学校教育における学校図書館活用」
(鎌田和宏氏(帝京大学教育学部初等教育学科 教授)
・報告「Collaboration with Teacher:授業に役立つ学校図書館活用データベース」
(中山美由紀氏(東京学芸大学附属小金井小学校 司書)
鎌田和宏先生は東京学芸大学大学院教育学研究科のご出身で,専門は社会科教育,歴史学です。東京都公立学校,東京学芸大学附属世田谷小学校,筑波大学附属小学校教諭を経て,現在は帝京大学教育学部にて教員養成に携わっていらっしゃいます。
鎌田先生のご著書『教室・学校図書館で育てる小学生の情報リテラシー』(少年写真新聞社,2007)では,東京学芸大学附属世田谷小学校での教育実践をもとに,子どもたちが実際にどのように情報リテラシーを身につけていったのかが詳細に綴られています。実践の核になっているのはもちろん学校図書館です。司書とどう連携し,子どもたちの学びを支えていったのか,まだお読みになっていない方はぜひSWCまでにどうぞ!
中山美由紀さんは東京学芸大学を卒業後,私立高校専任司書教諭,千葉市学校図書館指導員を経て,現在は東京学芸大学附属小金井小学校で司書として学校図書館活用教育に携わっています。その傍ら,専修大学や鶴見大学で司書教諭課程の非常勤講師を務め,学校現場での経験を大学生に伝えています。
SWCでは2009年から活動を開始した「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」(
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/)の試みを中心に,先生の授業実践に学校図書館や司書がどう関わっていけるのか,授業に役立つ学校図書館になるために必要なことをお話しいただく予定です。
SWC2013はまだまだ参加申込を受付中です!
学校図書館現場で奮闘されている皆さんはもちろんのこと,
・これから学校図書館を活用した授業をしてみたいとお考えの先生
・学校図書館や読み聞かせのボランティアとして活動されている方々
・将来,教職や図書館員への進路を考えている大学生の皆さん
・学校図書館や教育現場に関心をお持ちのすべてのみなさま
にぜひご参加いただきたいと思っています。
お申し込みはWebからの受付となっています→
http://www.sliiic.org/?page_id=270 多くのみなさまにお会いするのをSLiiiCスタッフ一同,心待ちにしております。