猛暑の中、お元気でお過ごしでしょうか?
サマー・ワーク・キャンプ2013フライヤー制作担当の谷口です。
夏らしいブルーが印象的な、サマー・ワーク・キャンプ2013のフライヤー、ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?
印刷したものを神奈川県や東京都内の、教育委員会、図書館、司書課程のある大学など、関係各所に送付させていただいていますが、数に限りもありますので、ご覧いただけていない場合も多いかと思います。まだご覧いただけていないようでしたら、こちらでご覧になってみてください。
このフライヤーの表面は、鮮やかなブルーのストライプを背景に、ちょっと個性的でかわいい白いたまごたちが円形に配されています。誕生をイメージさせるたまごを、円に並べて配置することで、「はじまる,つながる」という今回のサマー・ワーク・キャンプのメッセージを表現したものです。
事務局を神奈川県に移したSLiiiCにとって、今回のサマー・ワーク・キャンプが神奈川での活動の「はじまり」であることはもちろんですが、‘読書活動支援や学校図書館にかかわりはじめたばかりの人’に、できるだけ多く参加していただき、つながっていただきたい、という願いもあらわしています。
また、モノクロで地味な印象ですが、みなさんにお伝えしたいスペックがぎっしり詰まった裏面も、ぜひ目を通していただきたいと思います。中でも小見出しのアイコンにはご注目を。見なれた●(黒丸)のように見えますが、よく見てみると、下のほうが少しふっくら…実はこれ、たまごの形をしております。
おしゃれで、遊びゴコロが随所に潜むこのフライヤーをデザインしてくださったのは、Kumoriの渡辺ゆきのさん。これまでもSLiiiCのイベントのフライヤーを何度も担当してくださっているデザイナーさんです。
ご存じの方も多いかと思いますが、渡辺さんは、本と人をつなげる参加型の「しおり」サービスkumoriの運営をされています。Kumoriは「本の紹介を投稿するとそれがしおりになり, 図書館で配布されるサービス」と説明されています。
しかし「それがしおりになり」という部分は、実はとんでもなく大変な作業。情報を入力したら自動的にしおりが制作されるアプリケーションがある、わけではなく、渡辺さん自身が、投稿を読み、本を読み、1件ずつ丹念にデザインを産みだしてできあがるものなのです。kumoriサイトには、現在206件のしおりがアップされています。
それぞれのしおりは、投稿者の思いと、紹介される本、その両方の個性を表現したデザインでありながら、kumori全体としての統一感も持っています。コミュニケーションに着目した図書館サービスであると同時に、図書館を介したアートワークとも言えるのではないかと思います。
ご興味を持たれた方は、Kumoriのサイトをぜひご覧になってください。
さて、SLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2013 は只今申込受付中。
渡辺さんデザインのフライヤーをご参照の上、お早めにお申し込みください。
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