「UST学校図書館ch」の大学生による参加レポート,最終回です。
本日は,SLiiiCスタッフによるオリジナル紙芝居のプレゼンに協力してくれた
市川くんのレポートです。
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今回初めてSLiiiCさんの活動を手伝わせてもらえてとても楽しく充実した経験を
得ることができました。研修会は前半と後半に分かれていて、前半では動画共有
サービスのUstreamを使ってUstream配信の方法を実践例を挙げて紹介したり、
著作権について詳しく説明したりされていました。後半には、参加した人たちが
それぞれプレゼンテーションをして意見の交換も行いました。
Ustreamの説明では、配信のノウハウとして撮影の機材や音声環境、中継用通信
回線を届く中継においては、映像よりも音声の方が重要であるという少し意外なこと
も知ることができました。いつも自分は映像や動画を発信する側ではなく、受信する
側なので、今回のように視聴者に向けて情報を発信するには機材や空間、人材を準備
してしっかりとした手順を踏まなければならないことがわかり、その大変さが伝わっ
てきました。同時にこの研修会で学んだことをちゃんと実行すれば、自分でも情報を
発信することができようになるので、今までには難しかった自分から情報を発信する
ことがとても面白いものだと思えるようになりました。著作権の話は、主に学校内で
の著作権のこととCreative Commonsライセンスという知的所有権法や著作権法などの
法的問題を回避するための新しい取り組みについてでした。自分はCreative Commons
ライセンスが一般の利用者が難しく理解しづらい著作権を6つのマークを用いて
利用しやすくしてくれるのではないかと思います。
後半のプレゼンテーションでは、参加していた司書や司書教諭の皆さんが本の返し
方や本の分類をパワーポイントなどを使用してプレゼンを行っていました。SLiiiCの
横山さんの武者小路実篤の『友情』についてのプレゼンを手伝わせてもらいました
が、自分はカメラ等の撮影機材などに緊張して何回もセリフを噛んで足をひっぱって
しまい申しわけなく思いました。他の皆さんのプレゼンを見ていると、内容はわかり
やすく、声の大きさや文章を読み上げる早さ、目線の動かし方にまで気を配っていて
自分とはまるでレベルが違うと感じました。
今回の体験を通してこれからは個人個人が情報を発信していく時代になり、司書や
司書教諭もその時代の波に乗り遅れないように自ら進んで様々な情報を発信していか
なければならないと考えさせられました。自分も先輩方に追いつけるように勉学に励
み、多くの経験を積んでいきたいです。
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市川くん,ありがとうございました!
さて,今週土曜日19時からは「UST学校図書館ch」で披露されたプレゼンをUst
配信し,ネット上の皆さんも巻き込みながら振り返る会を実施します。
リアル会場,UST中継,どちらからの参加も歓迎いたします。
★リアル会場への参加申込はこちら
https://docs.google.com/spreadsheet/embeddedform?formkey=dDJ6bzIzWjdkMGliaVJ4X1o0RG0xSFE6MQ
★当日のUST中継はこちら(今回はアーカイブはありません。ご了承下さい)
http://www.ustream.tv/channel/sliiic-on-ust