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2012/09/12

「UST学校図書館ch」学生レポート(その2)

Tweet ThisSend to Facebook | by k_noguchi

 
 昨晩に引き続き,「UST学校図書館ch」の大学生による参加レポートを
お届けします。本日は,架空のラジオ番組「SLiiiCライブラリー」のDJを
SLiiiCスタッフと一緒に演じて下さった小貫くんのレポートです。


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 今回はSLiiiC主催の講座に参加させていただき、Ustreamという新しいツールと
著作権に関して学ぶことができた。また学校司書の方からお話を聞くことができ、
普段なかなか接する機会のない分野に触れることができたということは、とても良い
経験になった。改めて今回の講座に参加させていただけたことに、感謝をしたい。

 講座の雰囲気は、とても和やかなものであったが、講座が始まると会場全体が
真剣な空気となった。学校司書の方々は1人職場であることが多く、地方の方とは
情報交換が難しいという現状もあり、Ustreamを使った講座の中継に強く関心を持た
れていた。参加者皆さんが、それぞれに課題意識を高く持っていられるのだと
感じた。

 後半の収録部分では、学校司書の普段の活動を見ることができた。どの発表も
小学生が対象と言うことで、工夫が凝らしてあり、また改善点の意見も積極的に
出るなど、全体としてとてもいい雰囲気だった。

 今回参加しての感想は、学校図書館と情報発信というテーマを、今まで全く考えて
こなかったということに気付かされた。学校図書館関係の講座の様子を配信すると
いうことは新しい試みで、あまり他の団体では行わないとあり、今回中継される様子
を見ることができたのは貴重な経験となった。今回のようなインターネットを使った
中継は、学校司書同士の交流が少なく、講座に参加したくても遠い、用事があると
いった場合に司書同士をつなぐことができる便利なツールとなるだろう。しかし、
私もUstreamというサービスは講座に参加するまで知らず、まだユーザーの少ない
現状では最大限に活用するというわけにはいかない。これからの情報の広がりに
可能性があるだろう。

 著作権に関する話も今回聞くことができた。学校教育と著作権の関係を考えるとき
に、多くの例外規定が存在することはわかっていたが、制限される場合もかなり多い
と感じた。午後の収録の時にも、著作権を考えて演出を考えなくてはならず、そうい
った著作権を考えた場合はUstreamでの中継は決して簡単なものではない。中継の準
備が年々簡単になってきた分、それ以外の知識が多く求められるようになっている
ため、まだまだ普及するには障害の多い方法ではないだろうか。

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  小貫くん,ありがとうございました!

 明日は,SLiiiCスタッフによるオリジナル紙芝居のプレゼンを手伝ってくれた
学生さんのレポートを紹介します。(担当:野口)


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